僕がオナニーをやめた理由、僕が生きる、理由 - nonomachon2ndの日記


なにか光り輝く異様なものが空をよぎった。
同世代の人々とは何も共通点を持たないかに見えた
ひとりの高知在住の若者が、童貞喪失を成し遂げた。
しばらくのあいだ人々は、エントリーやはてブのコメント欄で
コメントをつけて、最良の夢に思いを馳せた。


 「そうか、女を抱けば抜け出せたのか――」


われわれの定まるところを知らない血は、
風俗になら、フロンティアを見つけられたかもしれなかったのだ。


しかし、われわれはもう引き返せなくなっていた。
涼宮ハルヒの時代は続いていた。
われわれはまた、同人誌を読みふけるのだった。



映像の世紀」第三集の引用を改変
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