踊る大捜査線は好きです。でも、本広克行は嫌いです。


「『踊る大捜査線』の演出といえば本広克行本広克行と言えば『踊る』の演出」と思う人は多くいるでしょう。
実際のところ、演出は本広克行(ドラマ版1、2、5、7、9、11話、歳末特別警戒SP、番外編、その他特番、映画版〈「交渉人 真下正義」まで〉監督)と澤田鎌作(ドラマ版3、4、6、8、10話、秋の犯罪撲滅SP)のダブルネームな訳です。


澤田鎌作という方はあまり知られていませんが、最近では7月3日に放映された木村拓哉主演の「HERO」のスペシャル版において演出を行っています。


個人的にはシリアスな展開の多い澤田演出の方が好きです。

もちろん、「踊る」に見られるコメディ的な部分を否定するわけではありません。それまでの刑事ドラマにありがちな展開を打破した部分は大いに評価されるべきでしょうし、単純におもしろいとも思います。

ただ、「踊る」のおもしろさとはこのコメディ的な部分とシリアスな部分をバランス良く両立させていることにあると思うわけで、本広克行ばかりがクローズアップされ澤田鎌作があまり評価されていないという現状は納得のいかない気分です。



ところで、8月26日公開の「UDON

CMを見るのもいやですね
笑う犬の冒険」と同じにおいがするので